【日常の心理学】誰かがするだろう!傍観者効果

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みなさんこんにちは。

 

援助が必要な人が目の前にいるのに、周りに人がいることで自分以外の人が周りにいるときに、率先して行動を起こしにくくなることってありますよね。

これを

傍観者効果

っていいます。

 

通勤途中や買い物に行っているときなど、電車に乗っていたり、町中を歩いているとなど援助を必要としている人と出会ったことはないですか?

多くの人が何かしらのそのような状況にあったことだと思います。

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私も先日、このようなことがありました。

通勤途中に人だかりができていたので、何かと思い近づいてみると、道端にうつ伏せで倒れている人がいました。

その方は高齢の男性で、転倒して自分で起きあがれなかったそうです。

雨がぱらついていたので、周りに集まっている人が傘を差し出して、その倒れた人に雨がかからないようにしていました。

(傘の合間から雨が滴り落ちて局部的に濡れてしまっていたのですが…)

集まっている人の中には

「大丈夫ですか?」

と倒れている男性に声をかけていたり

「頭打っているかもしれないから動かさない方がいい」

という人や

「誰か救急車呼んであげてー」

と独り言なのか周囲に呼び掛けているのかわからない人がいたり…

 

 

その中で私の心境は

周りの人が動かさない方がいいといっている人がいるから、道のど真ん中で雨降っているけど、このままにしといた方がいいのかなぁ…

誰も、本人の容態とか、どういう状況で転倒したとか聞いてないけど、自分でしたら目立つしなぁ…
どうしようかなぁ。

でも、このままにしとくのもなぁ
119に電話しようと思うけど、

あ!あの人電話してる!!

もしかしたら救急車呼んでるのかも。

 

こんな考えが頭の中を駆け巡り、結局自分が行動しなくていいような都合のいい考え方をしてしまいました。

 

これって傍観者効果ですよね。

援助を必要としている人がいるのに、周りに人がいると率先して行動できなくなってしまう。

 

このときの私もまさにこのような心境になっていました。

自分の行動に対する評価や、責任を考えてしまうと、たじろいてしまいます。

そして周囲の人たちの行動にあわせて責任を免れようとしていました。

傍観者効果の原因

傍観者効果の原因となるものに次のようなものがあります。

 

【多元的無知】
周りが行動に出ないため、緊急性がないと考え、行動にできない。

 

【責任分散】
周りの人と同調することで、責任が分散されると考え、行動にできない。

 

【評価懸念】
行動を起こした時の結果による自身への評価を考え、行動にできない。

 

責任分散と評価懸念は、勇気を持って行動しだせば、後から周りも付いて来るかもしれません。

しかし、多元的無知に関しては、大したことでないと一度判断すれば、改めてそちらへ注意を払うことが難しくなります。

被害者もその時になると、恐怖から声も出ないという事があるので、非常に難しい問題です。

 

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数分の間、傍観者効果に葛藤していたのですが、

あれ!?救急車来ない!?

消防署近くにあるよね!? 

 

すると、さっき電話してた人は、救急車を呼んでいるわけじゃなかったのです。

結局このままでは、いつまでたっても状況が変わりそうになかったので、とりあえず倒れている人に声をかけ、

意識はあるか

どのような転倒をしてどこを打ったか

痛いところはあるか

などを聞き、とりあえず頭を打ってはいなさそうだったのでですが、頬を地面にぶつけて眼鏡が割れていました。

 

「そのままにしといた方がいいよー」
という声を払いのけ、雨をしのげるところに移動させ、救急車を呼びました。

 

自分が行動しているときは一生懸命なので、周りの目は気にならなくなるのですが、

行動に移す瞬間

どうしよう…声かけてみようか
でも、誰かするかもしれない

うまく対処できるか自信がない
などの葛藤MAXになるのではないでしょうか。

 

 

もし、心配停止の状態の人が倒れている場合

ただ見守っているだけじゃ、助かる命も助かりません。

何もしなければ、助かる可能性がどんどん低くなります。

 

これ、先日心配停止蘇生法とAEDの研修を受けたときの消防士さんが話してくれた言葉です。

 

不安感や目立ちたくない、恥ずかしさなどはありますが、行動にうつすかうつさないかによって結果が違ってきます。

いざというとき、人の命を助けるのは、救急隊員な医者だけでなく、私たち一人ひとりなのですね。

 

傍観者効果は、傍観者の数が多ければ多いほど、強く発揮されます。

この効果を知っていれば、そういう状況にあった時に、率先して行動できるかもしれません。

 

もしかしたら、私たち自身が援助を必要とする被害者になる可能性もあります。

難しいですが、そのときの状況を冷静に判断するという事が大事になってきますね。

 

もし、私たちが被害者になってしまった場合は、「誰か助けて」ではなく、「あなた助けて」という名指しすることで傍観者効果を弱め効果があると思います。

 

私たちが生活するうえで、様々な場面で傍観者効果があるのではないでしょうか。

突然の発作や学校や組織でのいじめなど、みんなで協力して、問題に取り組めば解決できるかもしれない問題でも、傍観者効果があると、見て見ぬふりとなり、解決できる問題も解決できないばかりか、人の命にかかわることもあります。

 

少しの勇気を出して、行動することの大切さを学びました!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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